
先日「MMOに学ぶ、あまりにも馬鹿げた「お金(現実世界)」の話」でゲーム脳全開の記事を書いた私ですが、昨日ついに1回目の投資信託の購入をすませ、投資家としての1歩目を踏み出しました。
額は毎日400円。月に23回購入なので毎月9200円と極めて低額ではありますが、こういうのは一歩目をまず踏み出してみるのが大事なんじゃないかなと思ってます。
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投資・資金運用は絶対にやったほうがいいと思う理由
私、実際にお金を投じたのは今回が初めてなんですが、ぜっっっっったいにやったほうがいいと思っていたんですよね。
それはなぜか。
普通に預金する行為って、見えにくい・わかりにくいだけでリスクがあると思うからです。
日本円だって日々価値が変動している
日本国内で国内のサービスを受けているとあまり実感がありませんが、日本円も他の通貨と相対して日々変動していますので、額面は代わりませんがお金の価値そのものは過去、現在、未来と変化していきます。
以前の民主党政権下では1ドル80円という、今では考えられないような超円高だったわけです。当時100万円を12500ドルにし、記事を書いている今日のレート112円で日本円に戻したとすると140万になることになります。
(※実際には諸々の手数料なんかの引かれものがあるせいでこの額にはならないでしょうけど。)
結局なにがいいたいかというと、日本円だけで貯金するということは、自分の預金を守っているわけではなく、預金を日本円で運用している状態であるというわけです。
それならば日本円以外での運用、特に最近は銀行金利なんてあってないようなものですから、別の形でリターンの狙えるところに投資してもいいのではないでしょうか。
銀行はお金の額面を守ってくれるところ
銀行はお金の額面は条件こそあるものの守ってくれます。銀行が仮に倒産したとしてもペイオフで1000万までは保障してくれます。
しかし言うまでもなく普通の円建て預金では為替レートの変動で円高や円安になったり、好景気や不景気で株価等が変動しても額面が変動しません。
銀行の金利はもはやゼロに近いですから、お金の運用益なんてものは望めないといっても過言ではないでしょう。
運用して黒字が出せる見込みがあるならば、銀行に預金するだけというのは相対的に赤字といえます。無論運用して赤字の場合もあるので状況次第ではあるんですけどね。
仕事そのものも安定しているわけじゃない
わたくし、恥ずかしながらどこかに勤め、毎週5日程度の仕事をするという行為が物凄く嫌いです。仕事にいくには毎日準備も必要ですし、とっさに遠方に出かけたくなったりしてもまとまった休みをとるのは難しいです。
仕事そのものにも楽しみがないわけではありませんが、その楽しみのために支払う代償はあまりにも大きすぎると思います。
そして、仕事をするには健康を維持し続けなければいけないという怖さもあります。
いつなんどき大病を患い仕事ができなくなる日がくるかなんて自分にはわかりません。長い期間出勤できないとなると職を追われてしまう可能性も高いです。仕事の収入に対する依存度が高ければ高いほどいざとなったときにダメージが大きくなってしまいます。
終身雇用なんてものはとうに崩れ去っていますし、勤めていた会社そのものが急になくなることもある時代です。仕事の収入に頼りすぎる人生設計はそもそも今の時代にあってないのではないでしょうか。
自身の財産を少しだけでも違う形にしておく
運用益がみこめるからといって全ての資産を投資に回すのは愚かな行為です。とっさに引き出さないといけないようなお金を投資に回すぐらいなら銀行に入れていたほうがリスクが低いでしょう。ただやはり利息が全然発生しない銀行だけを利用していても額面は額面のままですよね。
NISAや積み立てNISAなどの投資をするにあたって有利なシステムもありますし、ごく少額の投資から初めて雰囲気を知り、少しずつ日本円以外での運用額を増やしていくのが将来仕事以外での資産構築には必要になってくるのではないでしょうか。
まとめ
- 貯金は日本円を日本円で運用する行為
- 額こそ変わらないが、日本円も日々価値は変動している
- 仕事の収入だけに頼り切るのはリスキー
- 将来を見越すと収入は分散しておきたい
今日出来ることが明日できるとは限りませんからね。健康優良児でなにがあっても大丈夫!なんて人間は殆どいないわけです。
私が始めたのは投資信託ですが、いうまでもなく運用したからといって資産が確実に増えていくわけではありません。ですが、商品によっては長期的に見てプラスになる可能性が高いものも多く見受けられますので、上手く役立てて将来の資産構築に役立てていきたいと思います。